みなさま初めまして!
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補完食との出会い
ワタシが初めて補完食と言う名前を目にしたのは、ムスメが生まれて3ヶ月ほど経った時のことでした。今までとの生活とは180度変わり、ムスメ中心の日々。一人の命を預かっていることの重圧に耐え、ようやく育児のペースが出来てきた頃、
さあ、今度は離乳食を始める時期が近づいてきたな!
なになに、最初は10倍粥から作るのか・・・
『無理ーーーーーー!!!!』
と絶望しました。
なぜなら、大体の育児書に載っている10倍粥の作り方は
米を研ぐ、小鍋に研いだ米と分量の水を入れ強火で加熱をし、フツフツと沸騰したら弱火にし、蓋をして20分加熱。火を止めて10分蒸らす。粥が冷めたら滑らかになるまですり潰す。粒が残るようであれば裏漉しをする。
はい、、、何から準備をすればいいのでしょう。
全工程を入れたら30分以上キッチンにいなければいけません。まだまだ手のかかるムスメ、そんなに目を離してはいられません。
それに小鍋、すり鉢や裏漉し器などのキッチン道具。必要なもの何も持っていない。(すみません、料理苦手です)
そして何より、不味そう、食べなそう、全く栄養なさそう。。。
別に楽をしたいわけじゃないんです。手間暇をかけてもムスメに栄養になるなら頑張れます。 でも、この10倍粥は腑に落ちなかった。
初めてムスメが口にする食べ物たち、もっと栄養のあるものにならないの?!
そこから色々調べたり、本を読み漁ったり。
そんな中で出会ったのが補完食という考え方です。
補完食とは
補完食とは、
母乳やミルクだけでは足りない栄養素を補う食事のこと
離乳食と聞くと、『乳から離れる』というイメージがあり、進むにつれて断乳もしくは卒乳をしなくてはいけないようなイメージがあります。
実は、離乳食も補完食も、母乳をやめることは目的ではありません。
実際にWHO(世界保健機関)では、2年かそれ以上母乳を与えましょうと推奨しています。
母乳では補いきれない栄養素を補うのが補完食と呼ばれています。
離乳食と補完食は何が違うのかまとめてみますね
離乳食と補完食の違い
離乳食の特徴
生後5〜6ヶ月ごろからスタート。滑らかで消化しやすい10倍粥から始め、噛んで飲み込む練習を目的とする。徐々に食事と母乳の割合を逆転させる。
補完食の特徴
母乳やミルクだけでは十分なエネルギーと栄養素を得られなくなった時。生後5〜6ヶ月ごろが開始の目安。エネルギーが補完される濃度の濃い雑穀がゆから始める。参考文献によっては肉スープからスタートすることも。母乳は欲しがるときに好きなだけあげて良い。
10倍粥に含まれる栄養素ってどのくらい?
10倍粥で始めなくて、赤ちゃんの栄養素は補えるの?という疑問もあると思います。
では、10倍粥にはどのくらいの栄養素が含まれているのか。
実は、100gあたり33kcalしかエネルギーが含まれていないのです。母乳に含まれるエネルギーは100gあたり61kcalなので約半分です。生後半年から少なくなる鉄やタンパク質もほとんど含まれていません。
10倍粥で始めなくてはいけない根拠はないと言えますね。
離乳食・補完食のメリットデメリット
離乳食のメリット・デメリット
参考文献が多い
身近な人(親や友達)に相談しやすい
アプリもたくさん開発されていて、献立も考えずに進めることができる
栄養素が十分補完されない
赤ちゃんのペースに合わせて進められない
言葉のイメージから母乳をやめてしまうママが多い
補完食のメリット・デメリット
赤ちゃんの必要な栄養素を与えることができる
BF(ベビーフード)もたくさん活用していいから気持ちが楽
無理に母乳をやめる必要がない
参考文献が少ない
周囲(親や友人)やかかりつけ医に相談しにくい
周囲に相談しにくいのが一番気がかりでしたが、赤ちゃんに必要な栄養を与えたい!という気持ちにぴったりだったので、補完食を進めていくことにしました。
なぜゆる補完食なのか
では、なぜワタシが『ゆる補完食』という名前にしたのか。
先ほど上記しましたが、参考文献によっては、肉スープからスタートすることも!!
でも、少しハードルが高かったのです。
例えば、初めて肉スープを与えてアレルギー症状が出た場合、かかりつけ医になんて言えばいいんだろう。まだまだ補完食の認知度が低いのが現状。
実際に補完食開始前にかかりつけ医に補完食について聞いてみたところ、
「????」と先生の頭に浮かぶのが見えました。
なぜ医学と栄養学が結びつかないかはまた別の記事でお伝えします。
なので、初めはBFのお米がゆをあげてみて、ムスメの様子を見ながら徐々に補完食に沿った食事を与えることにしました。
なのでゆるゆるです✋
ワタシのおすすめオートミールがゆとライスシリアル!!
補完食の進め方
首が座って人が食べている姿に興味があり、よだれを垂らす様子が出てきたら補完食スタートの合図!
ムスメは大人が食べている姿に興味津々!だっこ食べが難しくなていました^^;
補完食は2回食からスタート
雑穀がゆまたはオートミールがゆを小さじ1(5g程度)から徐々に量を増やしていきます。また1回に摂取できる栄養素も少ないので、2回食から始めます。
ただ、ムスメがどれだけ食べてくれるか分からなかったので、ワタシはBFのライスシリアルとオートミールシリアルを用意しました。
どちらもおゆorミルクで溶かすだけで、正味5分もかからずに出来ます。
初めてなのに、2回食からスタートって、大変そう。。と思っていましたが、BFを活用することでそんなに苦に感じませんでした。
1週間ほどして大さじ1〜2程度食べられるようになったら、新しい食材にチャレンジします。
オススメ!オートミール粥♪
こちらのライスシリアルには鉄分も補完できる!!
初めて口にする食材はひとさじから
ここは離乳食と変わらないですね。ひとさじから、少しずつ量を増やし3回続けて同じものを食べてもアレルギーの症状がなければクリアです!
卵も様子を見て3週目からからスタート
食物アレルギーについては長くなるので別の記事でお伝えしますね。
昔はアレルギー食品は遅らせたほうがいいとされていたようですが、今は早い段階から少しずつ食べさせるのがいいとされています。
娘も3週目からスタート!
幸いアレルギー反応もなく生後6ヶ月の今は卵黄半分食べられるようになりました。
まとめ
今回は補完食と離乳食の違い、我が家の進め方をお伝えしました。次回以降赤ちゃんに必要な栄養素とは?おすすめのBF、食物アレルギーのお話なども記事にしていきたいと思います。
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